平成29年度省エネ大賞を受賞しました。
目的 透析排液温度を利用して現状ヒーター加温エネルギーを大幅に削減します。
原理 エアコンと同じ原理のヒートポンプを使います。
熱交換器は、元の温度より高い温度は回収できません
(熱は高いところから低いところへ移動する)
ヒートポンプは、熱をくみ上げることができるため元の温度より高くできます。
安全を第一に考案された透析専用ヒートポンプシステムです。
導入効果
透析治療には大量の水を加温して透析用水として用いられ、
透析治療後は排水されます。(排水温度37℃)
ヒートポンプシステムは、この排水された37℃の水から熱を汲み上げて
透析用水の加温に用います。
このシステムの試運転後のデータでは、通常の電気ヒーター使用時の85%以上の
削減を達成しています。